住宅・建築書店

序章は、Gomaさんたちのパリでの個展やグループ展の様子が紹介されていて、
その後、パリ（パリだけでなく、ベルギー〜オランダ〜ドイツまで！）の旅を綴った旅行記という構成になっています。
作品展の紹介では、とにかくGomaさんの作品がカワイイ！
「赤ちゃん展」の作品などは、現在私自身が妊娠中なこともあり、
すべてマネして作ろうと思っているほどです(笑)。
旅行記のほうも、例えばパリなら市場やスーパー、中華街などなど、
衣食住を楽しくクリエイトなさっているGomaさんならではの視点で、
おいしいもの、カワイイもの、そして旅の楽しみ方を紹介してくれています。
私自身、パリが大好きで以前は何度も旅行したこともあり、振り返りながら懐かしく読みましたが、
１度も行かれたことのない方、行く予定のない方でも、旅のスナップからいろいろなエッセンスを取り入れて
日々の生活（料理やインテリア、ハンドメイドなど）に活かせると思いますし、
実際にパリやヨーロッパへ行かれる方は、詳しいガイド以外に持つサイド本、ワクワク気分を高める本にピッタリだと思います。
（※ブランド巡りをしたい方のための本ではありません。
また、インテリア好き・雑貨好きさんの中でも、カラフルでキッチュ、時には毒とも思えるような？パリならではの新鮮な色彩が好きな人にオススメです）

それにしても平松さんの道具に対するパワーと愛は凄い。
海外旅行に行って何キロもする石臼を持って帰って来るパワーってなかなか出ないし、鍋もいいなと思っても変な形のものは収納の事が頭に浮かんじゃったりして。
そんなことはなんのその。平松さんの台所はとっても賑やかで楽しくて羨ましい。「アジアの道具」私も集めてみたくなりました。
調理用具から伝わるアジアの味わい
私も、20年以上前にタイに行って以来、
アジアン・グルメ、アジアン・クッキングを
私なりに追求してきたつもりですが、
調理用具という周辺部分にまで興味を抱き、
実際にここまで集めてらっしゃるとは・・・
ホント、負けた！と思いましたね。
（とくにタイの石臼を持ってるなんて尊敬の一言です）